屋内と屋外のつながりを快適にするためのアイテムとして、「濡れ縁」と「沓脱石」があります。どちらも元は和風の住宅に多く見られた設備ですが、現代の住宅にも取り入れやすい仕様の商品が増えています。濡れ縁とはもともとは建物の軒下にある雨ざらしの縁側を指す言葉ですが、現在ではサッシ前に後付けできる小さなデッキのようなものを指します。リビングや和室の前に設置することで、室内と庭をつなぐ役割を果たし、ちょっと腰掛けたり、洗濯物を干したりするのに便利です。デッキに比べて出幅が小さいため、省スペースで設置しやすいのが特徴です。素材には、耐久性の高いアルミ製や人工木製の他、味わいある天然木の製品もあります。沓脱石とは「沓脱石(くつぬぎいし)」は、室内から屋外に出る際の段差解消のためにサッシ前に設置する踏み台です。素材には、昔ながらの天然石のほか、コンクリート製や樹脂製のものもあります。デザインや質感にこだわる場合は天然石、コストや軽量性を重視する場合はコンクリートや樹脂製が適しています。まとめ濡れ縁や沓脱石を設置することで、家と庭のつながりがスムーズになり、屋外空間をより活用しやすくなります。日常的な動線を快適にするだけでなく、庭での過ごし方にも変化をもたらすアイテムです。濡れ縁・沓脱石カテゴリーの商品を探す場合はこちらをクリック!